集客に必要な要素はいくつかありますが、まずは、集客における重要な要素の1つである商品についてお話したいと思います。
商品、その中でもとりわけ「一番商品」は集客に大きな影響を与えます。
まずは、その「一番商品」についてお話させてください。
・一番商品とは?
店の中で最も自信を持って売り出している商品=「店の顔」となる商品のことです。
ただし、「店の顔」になるだけではなく「売れ筋商品」である必要があります。
・もし一番商品がなければ・・・
まず売れ筋商品から商品を一つ選択してください。
①シズル演出の付加
シズル演出とは熱せられた鉄板に商品を盛り付け、その上からソースをかけて「湯気や音」を演出するという方法です。
①ボリューム演出の付加
商品が見えないくらいに具材をいっぱいに乗せてボリューム感を演出します。
厚みを強調するような方法もあります。
①目の前仕上げ付加
顧客のテーブルの上で商品の最後の仕上げをします。
・ソースをかける
・ドレッシングをまぜる
・トッピングをかける など
候補となる商品に①~③のいずれかの演出をすることで「店の顔」となる一番商品ができあがります。
①~③の演出が付加されることで一番商品がお客さんの心に強く入り込むため、「一番商品」があることは集客力に大きな影響を与えます。これらの策によって集客は1.3倍化します。
その際、メニューポジションも非常に重要です。
・「一番商品」のメニューポジション
その「店の顔」となる一番商品は、メニューの一番最初の目立つところに
大きな写真や表記をして配置します。
そのポジションによって商品の訴求力が高まるので、メニューにおけるポジションニングは非常に重要です。
~あなたおのお店は何屋さんですか?~
五感刺激マーケティング®には、「〇〇っぽさ」という考え方があります。
「〇〇っぽさ」演出により、自店らしさを強調し訴求することで、集客力を高めることができます。
・「〇〇っぽさ」演出とは?
あなたの店は何屋さんですか?
その「何屋」かという内容を強調し、訴求する方法を「〇〇っぽさ」演出といいます。
例えば
業種 | 何屋 |
うどん屋 | 麺 ・・・「製麺所っぽい」 |
寿司屋 | 海鮮・・・「市場っぽい」 |
焼肉屋 | 肉 ・・・「肉屋っぽい」 |
など
うどん屋ならば店の入口に麺用粉などを量感陳列することで、「製麺所っぽさ」の演出ができます。
店の主力商品の原材料や食材などをキッチン周りや入口付近で量感陳列することで、
「〇〇っぽさ」演出ができます。
少しお金がかかりますが・・・「ミニ・リニューアル」
店の主力商品の調理を「実演演出」することで大幅な集客力を上げられます。
例えば
焼鳥店 | 焼台 |
寿司店 | 魚のおろし |
ハンバーグ店 | 炉 |
など
を顧客に対して「見える化」します。
可能ならば、入口付近や客席から見える所で実施して下さい。
「主力商品調理の見える化」だけに絞り込んだ最低投資で検討して下さい。
これによって集客力を1.5倍以上アップできた数多くの成功事例があります。
~「一押し商品」訴求で集客力1.3倍~
・店頭告知とは?
店頭で、店の「一番商品」や「一押し商品」、「季節商品」「自店の強み」を訴求します。
それによって店頭を通行する顧客の注視力を高めることができます。
注視力が高くなることによって、店への入店率が比例的に高くなります。
・「3×6(サブロク)」看板が効果的
サブロク看板とはおおよそ、横90㎝くらい、縦180㎝くらいの板を店頭に設置して、それに「一押し商品」の写真などを貼り付けて訴求します。
「おいしさ」や「お値打ち要素」を強く表記することで、より注視力は高まり、入店率も高まります。
集客を増やすための方法として、販売促進(以下、販促)を行うということはみなさんご存知だと思います。
ここでは、販促実施時のポイントをお伝えしたいと思います。
販売促進の手法の1つに定型販促と呼ばれるものがあります。
・定型販促とは
「曜日」や「日にち」を決めて、繰り返し販促を行う手法のことで、この定型販促には、「集客力」と「再来店力」を高める効果があります。
そして、この定型販促に「一貫性の法則」を活用します。
・「一貫性の法則」とは?
顧客は一度行動し、立場を決めると一貫性を保ちたくなります。
「こういう時にはこうする」と無意識のうちに自分の行動をパターン化して一貫性
を持たせるのです。
販促もこの法則を活用し、同じ曜日や日にちで繰り返し継続することで、顧客は一度来店するとそれを繰り返すのです。
もう1つ活用したい法則があります。
・「3回安定、10回固定の法則」です。
顧客はその店にある一定の期間内に来店すると、「安定した顧客」となります。
同様に10回くらいの来店を重ねると、「固定客」となります。
集客力は、瞬間的な力だけの発揮で終わってしまうと、その力は持続されません。
集客力は、
新規客 → 再来店化 → 固定客化
という流れになるように継続的に実施する必要があります。
持続することによって、店の「集客力」はその力をより発揮することになります。
集客の手法は様々ありますが、重要なのは「ドミノ倒し」的であるか、です。
店頭だけの訴求よりも、店頭と商品、店頭と「っぽさ演出」といったように、複数化・連続性をもつことで、集客力は飛躍的に高まります。
自店で実施される際は、是非、「ドミノ倒し」的かどうか、も意識してみてください。
株式会社五感コンサルティンググループ 高木雅致